転職先への提出・失業保険の申請に必携の書類。
いつもらえるのか、なくしたらどうするか、ハローワーク基準で解説します。
雇用保険被保険者証は、あなたが雇用保険に加入していることを証明する書類です。 入社時に会社が雇用保険に加入手続きをすると、ハローワークから発行されます。 A6サイズ(はがきの半分程度)の小さな紙が多く、被保険者番号が記載されています。
| 使う場面 | 何のために |
|---|---|
| 転職時 | 転職先で雇用保険の継続手続きに使う(被保険者番号を引き継ぐ) |
| 失業保険の申請時 | ハローワークでの受給手続きに必要 |
| 教育訓練給付金の申請時 | 給付を受けるための本人確認 |
実際の書類は、以下のような横長の小さな紙です。 記載内容は「被保険者番号」「氏名」「生年月日」「資格取得年月日」「事業所名」の5項目が中心。
※実際のサイズ・色は発行年度により異なります。ハローワーク発行の正式書類では「ハローワーク」の記載と事業所番号等があります。
雇用保険被保険者証は、入社後の雇用保険加入手続きが完了した後、会社経由で本人に渡されます。 ただし受け取り時期は会社によってかなり差があります。
| 渡されるタイミング | 頻度 |
|---|---|
| 入社数か月以内に本人交付 | 多い(望ましい運用) |
| 会社が保管し、退職時にまとめて渡す | よくある |
| 本人が請求するまで交付されない | まれにあり(要注意) |
手元にない場合
退職が決まったら、会社の人事・総務に「雇用保険被保険者証をいただけますか」と確認してください。 退職後は会社を通さず、ハローワークで直接再発行もできます。
被保険者番号は4桁–6桁–1桁の計11桁で、ハローワークが一人ひとりに割り振る番号です。 一度取得すると生涯同じ番号を使い続け、転職しても引き継がれます。
| 桁 | 意味 |
|---|---|
| 最初の4桁 | 地域コード |
| 真ん中の6桁 | 個人識別番号 |
| 最後の1桁 | チェックデジット |
過去に転職経験があり、昔の被保険者番号が分かる場合は、転職先に申告すればその番号が継続して使われます。 分からない場合は、転職先が新規発行扱いにすることもあります。
「雇用保険被保険者証」はよく似た名前の別書類と混同されがちです。違いを整理します。
| 書類名 | いつ・誰から | 用途 |
|---|---|---|
| 雇用保険被保険者証 | 入社後 or 退職時(会社経由) | 転職時の手続き/失業保険申請 |
| 離職票 | 退職後10日前後(会社経由) | 失業保険の申請手続き |
| 雇用保険受給資格者証 | 失業保険の受給決定後(ハローワーク発行) | 認定日ごとの失業認定/受給金額の確認 |
失業保険申請時に持参するもの
①雇用保険被保険者証 ②離職票-1/離職票-2 ③本人確認書類(マイナンバーカード等) ④写真2枚 ⑤印鑑 ⑥本人名義の通帳
なくしても大丈夫。ハローワークで即日・無料で再発行できます。
必ずしも最後の勤務先を管轄するハローワークである必要はありません。自分の住所地を管轄するハローワークでOK。
「雇用保険被保険者証再交付申請書」に、氏名・生年月日・最後に勤務した事業所名などを記入します。 用紙はハローワークの窓口で入手できます。
マイナンバーカード/運転免許証/健康保険証+年金手帳 等を提示します。 本人確認ができない場合、再交付を断られることがあります。
通常はその日のうちに再交付されます。手数料は無料。 混雑状況によっては待ち時間がかかる場合があります。
郵送でも再発行可能
ハローワークに直接行けない場合は、郵送でも再交付申請できます。 再交付申請書と本人確認書類のコピー、返信用封筒(切手貼付)を同封して最寄りのハローワークに送付してください。